TRD LSD分解AE86 ルート6製 5.375 ファイナル交換作業

2010年04月12日

AE86 TRD 機械式4ピニLSDのオーバーホール~





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OHキットを使って組み立てに入ります。

マグネットを使って、デフケースの一番奥にワッシャを入れます。

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次に、デフオイルに浸してからプレッシャーリングを組み込みます。

プレッシャーリングはノーマルだと2枚同じ方向で重ねるのですが

僕は昔から2枚を向き合わせる様にして組んでいます。

これで少しイニシャルトルクが上がります。



ノーマルがこう

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僕はこう組みます

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デフオイルを塗りながらピニオンギアを組み合わせます。


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そしてクラッチ板を載せていきます。

爪は内外交互になるようにします。

因みにこのあいだピカピカだったクラッチ板

新品だと このとうり。。
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片側分が組み終わったら組んだクラッチ板側を奥にし、

デフケースへ入れます・

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同じ要領で上にクラッチ板を載せていき最後にプレッシャーリングを載せます。

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蓋にワッシャーをデフオイルでひっつけてから蓋をします

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が、こんなに蓋が浮いているのでネジが届きませんので

これまたプレスを利用します。

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蓋の位置がずれてネジが入らないといけないので

ボルト類をさしこんでガイドにします。

そしてプレスで


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その状態でネジを止めます

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最後にインパクトドライバーで本締めします

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サイドベアリングも圧入します。

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そして、5.375のギヤ比にするのでルート6のリングギアを組み込みます。

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左がノーマルで右が5.375です

ピニオンが小さくなった分、ぶ厚くなっています。


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ガスバーナーであぶって熱膨張させると

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スコンとあっさり入るので熱いうちにボルトを入れておきます。

僕はこのネジにシールブラックを塗ってから取り付けます。

緩み防止の鉄板をつけない代わりのネジロックとしてつけていますので

脱脂してから塗っています。

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規定トルクで締め付けます。

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LSD本体のOHは完了です。

この後キャリアの組み立てです。

5.375用のピニオン交換~刃当たり調整&バックラッシュ調整

プレロード調整と計測のオンパレードです。







justloseit at 20:41│Comments(0)TrackBack(0)

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